ご挨拶
第13回日本手関節外科ワークショップ

キッコーマン総合病院 田中 利和
ライブ配信形式へ変更いたしました
つくば国際会議場で開催予定でしたが、ライブ配信形式で開催することにいたしました。
この度、第13回日本手関節外科ワークショップを2020年9月5日(土)につくば市(つくば国際会議場)で開催させていただくこととなりました。大変光栄に存じます。
日本手関節外科ワークショップのつくばでの開催は初めてです。2008年4月に開催されました日本手外科学会(落合直之筑波大学教授)以来の手関連学会です。
本研究会は、手関節に特化した研究会で2008年に第1回が行われました。その後も手関節に興味のある整形外科・形成外科医、ハンドセラピストが集い、とにかく手関節に関する熱い議論が持ち味の研究会として、注目されてきました。
2018年度からは日本手外科学会の関連研究会となり、年々参加者が増え、研究会の規模も徐々に大きくなってきました。手関節外科ではありますが、CM関節等周囲疾患への治療も対象にする幅広い研究会となっています。
さて、今回のワークショップのキャッチフレーズは「アナログからデジタルへ」とさせて頂きました。
AIに代表されるコンピューター技術は米インテル社の創業者のひとりであるゴードン・ムーアの言った『集積回路上のトランジスタ数は「18か月(=1.5年)ごとに倍になる」』というムーアの法則にしたがい進歩し、医療の分野でも様々な現場で活用されています。
今回のセッションでは欠損手の機能改善に注目を集めた『手機能の代替 義手からロボットアームまで』、また『手関節外科におけるコンピューター支援技術の現在と未来』についてのシンポを予定しています。
午後は、ディベート、スイーツセミナーのほかに、多くの参加者にも参加していただく、橈骨遠位端骨折・難治例、また多くの一般演題を発表していただく準備を進めています。橈骨遠位端骨折・難治例、また多くの一般演題で世話人によるコンペティションを準備しております。
是非一番になって賞金を手に入れてください。また、日頃の疑問や、疾患に対するご自分の思いを是非ともマニアックに、しかもねちっこく、議論を深めてください。楽しみにしています。
会場からは、富士山に次ぐ関東第2の筑波山が見え、東に行くと日本第2の湖水である霞ケ浦があります。
ワークショップで十分な議論をした後は、ゆっくりと自然にまみれて疲れを癒したらいかがでしょうか。
秋葉原駅から快速で45分で到着します。是非とも友人達やご家族を誘ってつくばにいらしてください。筑波大学スタッフ一同でお出迎えいたします。